目からうろこが落ちました。
この本は、一度読んだだけだと理解できないかもしれません。
1回目は「私に当てはまるかも?」というくらいでしたが、
3回目くらいから胸に突き刺さり、
5回目くらいからは本気で自分を変えようと努力し始めていました。
私は幼少の頃に虐待された為に、周りの人の大きな声や生活音にいつも怯え、
周りの人の感情をいつも取り込み、とても疲れていたことも気づいていませんでした。
実は、この本を読むまでは、虐待されたことも忘却の彼方に押し込んでいました。
自分に嘘をついているということを気づかされ、これからは自分を大切にしていこう決心をさせてくれました。自分を大切にするという言葉は今までよく聞いていましたが、具体的にどういうことかが良く分かり、今まで自分がどれだけ自分を粗末にしていたかも気づかされました。
まずは自分を愛し、そして人の愛を感じることができ、そして周りを愛する気持ちが持てるように日々努力したいと思います。
最低の親というのは決して離婚しない親(P.130より)
一緒にいて、気持ちのいい人と、一緒にいたくない人がいる。逆に、人と一緒にいて、幸せな人と、不幸せな人がいる。
それは、何故か? それは、人との関係性、人との付き合い方に、よる。
そして、人との付き合い方は、幼い頃の、親との関係に、その根本原因がある。というのが、この本。
子どもは、親の行動を見て育つ。親の言う通り、親の思う通りに育つのではない。親が子どもに接した通りに育つのである。それがわからない親は多い。
少し話し外れるが、『そんな風に育てた覚えはない』なんて言うのは、自分の自覚が足りないことを暴露しているだけで、子どもに責任転嫁しているだけだ。
加藤諦三の本は、学生の頃、先輩達に読むよう薦められていた。が、その頃は何故か読まなかった。読んでおけばよかったかも、と思う。
もちろん、今の私のように、40を過ぎて読んでも、遅くはない。読まないよりはましだ。でも、もっと早く読んだ方がいいと思う。
この本に書いてあるようなことをまったく考えることなく、気付くこともなく、一生を終える人もいる。
本当は好かれているのに嫌われていると感じる。本当は嫌いなのに好きだと思い込む。そして本人はそれに気付かない。そんなことはたくさんある。
しかし特に人を不幸にしている人は、それに気付くべきかも知れない。でも、知らないでいても、本人が幸せならば、それはそれでいいかも知れない。
いずれにせよ、自分を外から冷静に見る第三者の視点、マクロな視点を持つことができないと、そういったことは理解できない。自分に気づくことはできない。
とはいえ、この本に書いてある『見方』は、絶対的なものではなく、色色ある考え方のひとつであると思う。
人の行動を分析する。自分の行動を、心の動きを分析する。何故そう感じるのかを説明するひとつの答えが見つかり、それでうまく説明がつくので納得する。が、そのうち、どこかで矛盾が出てくる。説明がつかなくなる。そして、まったく別の方向からの分析を知る。すると、よりうまく説明できる。納得できる。
そういう中の、ひとつの答に過ぎない。もちろん、これが最後の答えだと思うのは、自由だ。
読み始めてまず思ったのは、『図解が欲しい』。文章でずらずらと書かれているのを読んでも、なかなか頭に入らない。頭の中で、イメージできない、整理がつかないのだ。
途中で1カ所だけ、図が出ていた。何故1カ所だけあるのかわからないが、やはり理解の助けになる。その他の部分は、読みながら、自分で図を書いてみると理解し易いだろう。
自分を知るための本
よく、非論理的な不安や恐怖に悩む人は本気で自分の心と対話
をする必要があると思う。
その対話の方法としてこの本は最良のパートナーだと思う。
恐怖を感じる原因は複数あると思うが、その原因としてこの本は
依存や甘えをテーマとして取り上げている。
出会いに感謝
この本との出合い、加藤教授との出会いに感謝。この本を手に取り、その中にまるっきりの自分が居ることに驚愕したのは2年前。過去を悔やみ、将来に不安を持ち、今を生きていなかった自分に気付く。何十年間の「生」は真実の「生」でなかったことを知り、落胆。朦朧とした数ヶ月を過ごしたことを思い出す。それから加藤教授の本をむさぼる様に読み、己との対話を繰り返した。真己との出会いを求める行動のきっかけとなった本。
解決策が乏しすぎる
かつての若者、今の中年(30代)以降の方にはこれで 十分かもしれない。生活や仕事が安定しているから。だが、今の若者にとっての評価は星ひとつしかない。 詳細は同著者の「今就職をどう考えるか」でも書いたが じっくり生活や人生で休みたくても学生にとって就職活動は 大学2年時から対策を練るのは普通の話になってしまっている。 おまけに、就職先も自分の性格にあったところなど選びようが無い。 正社員になれるだけでもめっけものですから。 よって、それなりに働けば財を蓄積できた中年以降にしか 通用しない本である。中年は財産上・仕事上の不安は若者と 相対的に少ないからである。 若者がいくらじっくり仕事を選ぼうとしても、 以前と比較して大学は勉強を強要し過ぎる(今の中年は大学は楽に 卒業できるものと勘違いしているが現在はレジャーランド化から脱しつつ ある)、親の不理解、社会の不理解に苦しめられる。 社会の不理解とは、数百社会社訪問した挙句、資格浪人・就職浪人 ・派遣社員・バイトをやる人間になったのをニートフリーターと公然と 言い放つのが大勢になっていることである。 老人の社会保障を訴える前に、老人・中年は自分達より勉強した若者が なぜ職に就けないかを若者のせいにして自分の地位のみを高めようと する状況を叩き潰す必要がある。 親の不理解も同様。同じ大学を出身で勉強内容は明らかに グレードアップしているのに就職できない現状を本人のせいにして 自身はトンズラ。 にもかかわらず「早く職につけ。」「フリーターはみっともない」と 言うだけでその原因は自分達にもあると認められない 大人を加藤氏が叩き潰すところまでいけるかが今後の 展開である。
PHP研究所
「やさしさ」と「冷たさ」の心理―自分の成長に“大切な人”を間違えるな (PHP文庫) 自分のうけいれ方 (PHP文庫) 人生の重荷をプラスにする人、マイナスにする人 (PHP文庫) 行動してみることで人生は開ける―まず、できることから、やってみる (PHP文庫) 自信
|