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王権誕生 (日本の歴史)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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考古学の最新成果からみた邪馬台国
本巻の対象は、稲作の伝来から戦争と広域権力の発生を経て、前方後円墳が列島各地に普及する4世紀にいたる弥生時代だが、もっとも面白かったのは邪馬台国の時代だ。邪馬台国畿内説にたつ著者は「魏志倭人伝」の卑弥呼の時代、北九州・吉備・出雲・畿内などの西国連合政権の都が、奈良県の纒向遺跡におかれていたこと、この遺跡が日本最初の都市と呼べるほど大規模だったことを、近年のめざましい考古学上の成果を用いて、大胆かつ明快に説明してゆく。考古学的には、邪馬台国の位置をめぐる論争はほぼ決着したように思った。
じつに新鮮
弥生時代の日本史。最新の考古学の発見をベースに、縄文末期から4世紀末までの歴史を構築している。よく整理され、銅鐸文化圏と銅剣文化圏や、邪馬台国九州説と大和説など、これまでの矛盾をうまく説明しており、大変おもしろい読み物になっている。また、各地で発見された銅剣や銅鐸を多数きちんと地中に埋めた遺跡が発見されているが、それが外部勢力にたいする域内協同の呪術である、とか、とにかく高校でならったころの歴史には論じられてなかった思想がちりばめられており、じつに新鮮である。ただ、非戦思想、反帝国主義思想を弥生時代の歴史の記述に入れるのはヤメテほしい。思想で歴史を記述したらソ連や中共と同じに思想弾圧の根拠にされてしまうから。
講談社
大王から天皇へ (日本の歴史) 縄文の生活誌 (日本の歴史) 日本の歴史〈第04巻〉平城京と木簡の世紀 律令国家の転換と「日本」 (日本の歴史) 道長と宮廷社会 (日本の歴史)
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